こんな症状に
月経前症候群(PMS)
月経前症候群(PMS)とは
月経前症候群とは、PMS(Premenstrual Syndrome)もしくは、月経前緊張症のことを言います。
月経(生理)の始まる3〜10日くらい前からさまざまな不定愁訴が現れます。例えば、下腹部や乳房の張り・痛み、頭痛、訳もなくイライラする、不安になる、などの精神的な症状があります。
月経が始まると、これらの症状はなくなっていきます。これは、ホルモンバランスの乱れやストレスなどが原因と考えられています。
月経前症候群(PMS)の症状
| 身体的症状 | 精神的症状 |
|---|---|
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上記の症状項目で当てはまるものがあれば、PMSの可能性があります。
適切な対処法で、自分のからだと向き合っていきましょう。
月経前症候群(PMS)になったら
自分がPMSであることに気づく
まずは、「月経前だから訳もなくイライラしていたんだ」、「体調がどうも優れないんだ」ということをきちんと自覚することが大事です。月経周期との関連に気づくだけで、気持ちが楽になり、症状も軽快します。
月経前は忙しくなり過ぎるのをセーブしたり、お風呂にゆっくり入ってからだをリラックスしたり、睡眠時間もしっかり取るように工夫してみてください。
食生活を見直す
食事は豆類や小麦胚芽、野菜、鶏肉、シジミ、イワシやサバなどの背の青い魚、海藻類などをバランスよく取るようにするとよいです。
反対に、カフェインを含んだ食べものは症状を悪化させることがありますので、甘いものやコーヒーなどは控えましょう。
適度にからだを動かす
ウォーキング・サイクリング・水泳など、適度な有酸素運動を無理のない程度に行うとよいです。
血行が良くなり、また、気分転換にもなります。
月経前症候群(PMS)の鍼灸治療
鍼灸治療は、月経前に伴うさまざまな不定愁訴を緩和する効果があります。
例えば、イライラ、怒りっぽい、目が疲れやすい、生理不順、こむら返りが起こりやすいなどの症状があると、東洋医学でいうところの肝(かん)のはたらきが弱っていると考えます。肝は「将軍の官」とよばれ、思惟活動をおこないます。肝に異常が生ずると無気力になったり、イライラしたりします。
また、肝のはたらきは「肝は血を蔵す」「肝は筋を生ず」「肝は目に開孔する」とあり、肝に異常があるとこの働きが弱まり、さきほどのような症状が出てくるのです。そこで鍼灸治療では肝の異常をととのえていきます。
ほかにも、食欲不振や下痢などがあると脾(ひ)のバランスが崩れているので、それを整えていきます。さらに、気血の流れをよくする治療をしていきます。
一般的にはこのような流れで治療を施していきますが、一人ひとり症状によって異なりますので、お気軽にご相談ください。